2016年10月22日土曜日

神奈川4区 与党現職は改易を避けられるか?


 山本朋広衆議院議員が10月14日付けで作成した文章が知人の元に届いたとのことなので、今日その内容を見せていただいた。
 その内容は「私、山本朋広という現職衆議院議員がいるのだから浅尾慶一郎衆議院議員が自民党会派入りすることに反対する」といったものである。
 
こんなものをわざわざ党員に配布する理由は何か?
それは当然、次の衆議院選挙での公認問題があるからであろう。
これはまさに山本朋広衆議院議員自身が焦っていることの証拠そのものなのではないだろうか?


また、10月18日には記者会見で自民党二階俊博幹事長が次のように発言している。
「選挙に勝つ気のない人、努力しない人、当然「差し替え」とか私が言わなくても地元から声が起こってくる」、つまり次期衆院選で苦戦が予想される若手の現職国会議員には党公認を出さず候補者を差し替える可能性に言及したということだ。

二階幹事長のいう「選挙に勝つ気のない人、努力しない人」というのが誰を指しているのかは当然定かではないが、筆者は神奈川4区の山本朋広衆議院議員は次の衆院選で党公認を得られない可能性が高いのではないかと考えている。

だからこそ、このような文章をわざわざ作成して配ったのではないだろうか。


因みに山本朋広衆議院議員の過去の選挙結果は次のとおりである。

2005年の衆議院議員選挙では京都2区から出馬し落選するも比例復活。
2009年の衆議院議員選挙では京都2区から出馬し落選。
2013年の衆議院議員選挙では神奈川4区から出馬し落選するも比例復活
2014年の衆議院議員選挙では神奈川4区から出馬し落選するも比例復活。

なんと全ての選挙で落選しているのだ。


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